積読と積みゲーの狭間で

ラノベブログになる予定だった何か。

2024/03/30

バーナード嬢曰く。

4〜7巻まで再読した。

改めてこの漫画を読んでいて、もちろんメインテーマは読書ではあるのだろうけど、同時にコミュニケーションが重要な要素なのだと感じた。例えば立ち入った話をしすぎてしまったなという失敗や、明らかに場面を間違った発言をしてしまったなという後悔、あるいは書の面白さについて友達と共有できたことの喜びなど、図書館という空間で4人の登場人物だけだからこそできるディープというか密度の高いコミュニケーションが描かれていて、そこがこの作品の笑いや深みに繋がっているようだった。読むたびに(自分自身が歳を取って価値観が変化して)この作品の受け止め方が変わっているように感じているので、また少し間を空けてから読んでみたい漫画だ。もちろん続刊も読みたい。