・開発はTango Gameworks、発売元はベセスダ・ソフトワークス。
・ステルス要素も少しあるホラーFPSで、次々と湧いてコチラを攻撃してくる敵(マレビト)には迫力がある。
・クリアタイムは全てのサブイベントをクリアして、8割方収集要素を片付けた状態で30時間だった。メインシナリオだけ突っ走れば10時間で終わるだろう。
・「日本感」や「東京感」密度がすごい。入り組んだ日本の駅周辺やショッピングモールの構造、住宅街の形が上手く表現されている。敵の貼るバリアに漢字が並んでいるのを見たときは少しやりすぎじゃないかと笑ってしまった。エリマキトカゲのフィギュアの収集物が出てきたときは、日本で作った日本のゲームだなと感じた。
・ホラーとしてそこまで怖いゲームではなかった。イベントに少しジャンプスケアがあったり、戦っている敵の造形に恐ろしさを感じる時はあるが、本気でプレイヤーを恐怖させようという意図までは見えなかった。
・基本的にはオープンワールドゲームなので、序盤は中盤には密度がある強いストーリー体験があるゲームではなかった。しかし、終盤のバディものとしての一体感や、主人公の家族に関する物語は強く胸を打つものだった。