積読と積みゲーの狭間で

ラノベブログになる予定だった何か。

『天にひびき 1』/やまむらはじめ

 

 

やまむらはじめ先生の音楽漫画です。全10巻で、1巻まで読み終わりましたが、これはすごい。

久住秋央はヴァイオリンを習う少年。
秋央は幼馴染みの少女・迫田美月の父親がコンサートマスターを務めるコンサートの練習を見に来ていた。
だが、指揮者の曽成氏とオーケストラの息は全く合わず、休憩時に曽成氏は失踪。
そこへ現れた少女が、父に代わりだといきなり指揮を振り始め……!?
天才少女との鮮烈な出会い……
そして、秋央は成長し……
音を奏でる若者達の音楽青春ストーリー!!

この作品の魅力は、なんといっても天才少女・曽成ひびきでした。彼女の演奏、あるいは指揮には絵から迫力を感じました。これはひとえにやまむらはじめ先生の描写力の上手さから来るものだろうと思いますが、その迫力が非常によかったです。

物語の展開も、話がひびきを中心に繰り広げられていくせいかどこか彼女に指揮されているようでした。

2巻以降も楽しみな仕上がりですね。絵も可愛らしくて、そこもよかったです。