積読と積みゲーの狭間で

ラノベブログになる予定だった何か。

『探偵ゼノと7つの殺人密室』/七月鏡一/杉山鉄兵

 

週刊少年サンデーにて連載中のミステリ漫画です。

一言で言えばこの作品は豪快。豪快な物理トリックが魅力の作品です。

物理トリックといえば「やりすぎれば、あり得ない。控えれば、つまらない。」という言葉がありますが、この作品に関しては「やりすぎ」に一歩踏み出しているのではないかと思うほどです。しかし、建物全体を使った大胆不敵なトリックは、ただあり得ないと斬ってしまうのはもったいないように思います。この作品のトリックには、ある種のロマンさえ感じました。読んでいると本当にワクワクする、そんなミステリ漫画ですね。